東九条(読み)ひがしきゆうじよう

日本歴史地名大系 「東九条」の解説

東九条
ひがしきゆうじよう

昭和一二年(一九三七)成立した字。旧帯広きゆうおびひろ・下帯広・ヲベリベリ・基線・南二線・南三線・南四線・南五線。成立当時は北一―二丁目・南一―二三丁目からなる。東八条ひがしはちじようの東に並行して南北に続く。明治二六年(一八九三)に区画された帯広市街の東に隣接する地域。南五丁目付近は明治一六年に晩成社の移民が最初に入植した場所で、市街区画後東九条以東は晩成合資会社の私有地となり、同社の事務所が置かれた。明治二五年には南五―六丁目付近の晩成社農場内に十勝測候所が置かれた(状況報文・帯広市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android