日本歴史地名大系 「東井上村・西井上村」の解説 東井上村・西井上村ひがしいねむら・にしいねむら 奈良県:磯城郡田原本町東井上村・西井上村[現在地名]田原本町大字東井上・西井上初瀬(はせ)川東岸に東井上村、西岸に西井上村が所在。承久二年(一二二〇)一二月の検校祐清(カ)譲状(石清水文書)、元仁二年(一二二五)五月の関東御教書案(春日神社文書)、嘉禄二年(一二二六)の公文所下文案(同文書)、暦仁元年(一二三八)一二月の中山忠定謹状(宮内庁書陵部所蔵文書)に「井上庄」の名がみえる。文永七年(一二七〇)の明恩院土地売券(春日神社文書)に記す東郷一六条三里一三坪の「字佐伯」は東井上の小字サイキである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by