東京都近代文学博物館(読み)とうきょうときんだいぶんがくはくぶつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京都近代文学博物館」の意味・わかりやすい解説

東京都近代文学博物館
とうきょうときんだいぶんがくはくぶつかん

東京都目黒区立駒場公園内にある博物館。日本近代文学関係の資料を保存し公開する目的で,1967年 10月開館した。作品の初版本,原稿遺品録音などが収集されている。特に遺品 700点から成る武者小路実篤記念コーナーが名高い。展示活動のほか,文学研究に関する講座,読書会,短歌俳句つどいなどが催され,館報や所蔵品目録も刊行されている。建物は,加賀前田家第 16代利為邸として 30年に建てられた洋風建築をそのまま使用している。隣接して日本近代文学館がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android