日本歴史地名大系 「東千太村」の解説 東千太村ひがしちたむら 鳥取県:米子市東千太村[現在地名]米子市古豊千(こほうち)山市場(やまいちば)村の東、日野川東岸にある。東千田(ひがしちた)村とも記される。近世初期十日市(とおかいち)村と称し、西岸四日市(よつかいち)村の枝郷であったという。元禄一五年(一七〇二)の日野川大洪水によって東と西に分断されたらしいが、年代については未詳。享和三年(一八〇三)新田村として届出、弘化三年(一八四六)藩内限り分村し東千太村と改めたとされる(藩史)。天保二年(一八三一)には十日市村から拝借米返済の延期願が出されている(在方諸事控)。一方「在方諸事控」弘化三年八月七日条には、これと異なる当村成立のいきさつが記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by