東国歳時記(読み)とうごくさいじき

改訂新版 世界大百科事典 「東国歳時記」の意味・わかりやすい解説

東国歳時記 (とうごくさいじき)

朝鮮年中行事や風俗を記録した李朝末期の書。著書洪錫謨(こうしやくぼ)。著作年代は不詳だが,1849年にしるした序がある。東国は朝鮮の別称。前近代の歳時風俗に関する貴重な記録で,今日における朝鮮歳時風俗の原点を知ることができる。前近代の朝鮮の歳時記としては,このほかに金邁淳(きんまいじゆん)(1776-?)の《洌陽歳時記》があるのみで(洌陽とはソウルのこと),1819年の著者自身の跋文がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む