日本歴史地名大系 「東島・西島」の解説 東島・西島ひがしじま・にしじま 山形県:鶴岡市鶴ヶ岡城下東島・西島[現在地名]鶴岡市三光町(さんこうちよう)・睦町(むつみまち)東島(現三光町・睦町)は寺小路(てらこうじ)の龍蔵(りゆうぞう)寺西脇の万福寺小路(まんぷくじこうじ)を入った南の道沿いにある給人地。延宝六年(一六七八)の城下絵図では田と百姓屋敷となっており、これ以降島(しま)村内に屋敷割が行われたと推定される。元禄九年(一六九六)の城下大絵図では万福寺と百姓地のほかに給人屋敷二軒がみえる。文政四年(一八二一)頃の城下絵図では東シマとある。真宗大谷派万福寺は初め大山(おおやま)にあり、寛永(一六二四―四四)初年頃現在地に移転したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報