東洋アルミニウム(読み)とうようアルミニウム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東洋アルミニウム」の意味・わかりやすい解説

東洋アルミニウム
とうようアルミニウム

アルミ箔メーカー。1931年アルミ箔,アルミ板の製造を目的として住友伸銅鋼管とカナダのアルミニウム・リミテッドの提携により設立,住友アルミニウムと称した。1950年財閥解体により現社名に改称。1957年アルミペーストの特許権を得て製造を開始,また 1968年にアルミパウダー,1969年にホイルコンテナ(アルミ箔容器)の製造を開始した。1999年日本軽金属と合併して同社の東洋アルミニウム事業部となった。同時に子会社の東洋アルミニウム販売が東洋アルミニウムに改称し,営業の一部を継承。2002年日本軽金属が東洋アルミニウム事業部を分離したのをうけ,再び東洋アルミニウムに統合した。アルミ製の食品容器や包装資材などの製造・販売を行なう東洋アルミエコープロダクツなどの子会社をもつ。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「東洋アルミニウム」の解説

東洋アルミニウム

正式社名「東洋アルミニウム株式会社」。英文社名「TOYO ALUMINIUM K.K.」。非鉄金属工業。平成11年(1999)設立。本社は大阪市中央区久太郎町。日本軽金属ホールディングス子会社のアルミニウム製品メーカー。アルミ箔・アルミペーストともにシェア世界トップクラス。欧・米・韓・中国に事業拠点。

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