東海道五拾三次(読み)とうかいどうごじゅうさんつぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東海道五拾三次」の意味・わかりやすい解説

東海道五拾三次
とうかいどうごじゅうさんつぎ

浮世絵風景版画の主要な主題一つ歌川広重優作が多いが,特にすぐれているのは天保4 (1833) 年頃,保永堂,仙鶴堂の共同出版による『東海道五拾三次』 55枚である。八朔の御馬献進に従って上洛した実体験もとに,日本の自然と風俗を抒情的にとらえ尽した傑作

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む