東深井古墳群（読み）ひがしふかいこふんぐん

日本歴史地名大系 「東深井古墳群」の解説

東深井古墳群
ひがしふかいこふんぐん

[現在地名]流山市東深井 中ノ坪

江戸川と利根川を結ぶ利根運河の南岸台地上に所在する古墳群。帆立貝形前方後円墳一基・円墳一一基以上の存在が知られ、昭和二五年（一九五〇）・同三七年・同四三年に調査された。九号墳（前方後円墳）は墳丘長二一メートルで、円筒埴輪や形象埴輪（人物・馬）がめぐるが、埋葬施設は確認されなかった。円墳には砂岩切石積み横穴式石室をもつもの（二―四号墳）と木棺直葬のものがあり、円筒・形象埴輪を有するものが多くみられる。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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