…また,この繡帳は当時の工芸技術を伝えるだけでなく,数少ない飛鳥時代の絵画資料としても貴重である。下絵を描いた東漢末賢(やまとあやのまけ),高麗加西溢(こまのかせい)らは,いずれも渡来系工人で,現存する断片からは中国,朝鮮の色濃い飛鳥時代の風俗や,仏教以外の観念が同居する浄土像をうかがうことができる。また,この繡帳には,亀を形どった上に4文字ずつ刺繡された銘文があり,その全文は《上宮聖徳法王帝説》等に記載されているので,繡帳の成立事情などがわかる。…
※「東漢末賢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の9月中 (9月後半) のことで,太陽の黄経が 210°に達した日 (太陽暦の 10月 23日か 24日) に始り,立冬 (11月7日か8日) の前日までの約 15日...