東芝の不正会計問題

共同通信ニュース用語解説 「東芝の不正会計問題」の解説

東芝の不正会計問題

パソコン事業やインフラ半導体といった事業で長年にわたり、損失計上を先送りするなどして不正な利益水増しを繰り返していた問題。東芝が調査を依頼した第三者委員会は2015年7月、業績悪化をごまかすため経営トップらが圧力をかけたと認定。同月、当時の田中久雄たなか・ひさお社長、佐々木則夫ささき・のりお副会長、西田厚聡にしだ・あつとし相談役(故人)の歴代3社長が引責辞任した。役員責任調査委員会の報告書に基づき、東芝は同年11月、旧経営陣5人に損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

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