東谷山(読み)とうごくさん

日本歴史地名大系 「東谷山」の解説

東谷山
とうごくさん

名古屋市の東北端と瀬戸市の境にそびえる独立峰。標高一九八・三メートル。山頂尾張戸おわりべ神社が鎮座する。頂上から西麓は古墳群であり、小幡おばた守山もりやま(名古屋市)に至るまで古墳が多い。「寛文覚書」にみえるのが初見で、「府志」には「本名もとのな尾張山」とする。尾張山というのは山頂の神社が尾張戸神社と改称してからの呼称である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android