東飯坂村(読み)ひがしいいざかむら

日本歴史地名大系 「東飯坂村」の解説

東飯坂村
ひがしいいざかむら

[現在地名]加古川市志方町東飯坂しかたちようひがしいいざか

行常ゆきつね村の西に位置する。慶長国絵図に「ひかし飯坂村」とみえ、その北には「池村」が記される。正保郷帳では田方一九一石余・畑方七石余。寛延三年(一七五〇)の村明細帳(東飯坂町内会文書)によれば高二三六石余、うち永引二八石余、田一五町七反余・畑一町一反余、新田畑一町余・高六石余、行常村より越石高五七石余、東中ひがしなか村高二八石は当村百姓一五人出作、小物成は草藁銀、御林山一、池六(池寺池・さつ茶池・三角池・赤池・修理谷池・切池)、家数四〇(本百姓三〇・水呑一〇)・人数一八三、牛一〇、医者一、農間に塩俵作り・木綿織大歳おおとし社・地蔵堂がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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