デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋長五郎」の解説 杵屋長五郎(2代) きねや-ちょうごろう ?-? 江戸時代前期の歌舞伎囃子(はやし)方。初代杵屋長五郎の門弟とも,その子ともいわれる。元禄(げんろく)(1688-1704)後半に上方歌舞伎の三味線をつとめるかたわら,大名や町方の資産家などにまねかれて名をあげたという。作曲でも知られ,作品に「新道成寺」「かくや道心」など。 杵屋長五郎(初代) きねや-ちょうごろう ?-? 江戸時代前期の歌舞伎囃子(はやし)方。2代杵屋勘五郎,あるいは杵屋長右衛門の門弟。元禄(げんろく)(1688-1704)のころ上方で囃子三味線の名手として活躍。芝居歌の作曲にすぐれ,「とけつ」が知られている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by