杵屋長五郎(読み)きねや ちょうごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋長五郎」の解説

杵屋長五郎(2代) きねや-ちょうごろう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎囃子(はやし)方。
初代杵屋長五郎の門弟とも,その子ともいわれる。元禄(げんろく)(1688-1704)後半上方歌舞伎三味線をつとめるかたわら,大名町方資産家などにまねかれて名をあげたという。作曲でも知られ,作品に「新道成寺」「かくや道心」など。

杵屋長五郎(初代) きねや-ちょうごろう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎囃子(はやし)方。
2代杵屋勘五郎,あるいは杵屋長右衛門の門弟。元禄(げんろく)(1688-1704)のころ上方で囃子三味線の名手として活躍。芝居歌の作曲にすぐれ,「とけつ」が知られている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む