松ヶ島(読み)まつがしま

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松ヶ島
まつがしま

三重県中央部、松阪市の一地区。三渡(みわたり)川の河口右岸にあり、伊勢(いせ)湾に面する。戦国時代からみえる地名で、中世まで参宮街道が通り松ヶ島城があったが、1584年(天正12)蒲生氏郷(がもううじさと)が松坂城を築城したため廃城となった。城跡は県の指定史跡。また、松ヶ島に伝わる「かんこ踊り」は県の無形民俗文化財。国道23号が通じる。[伊藤達雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の松ヶ島の言及

【松阪[市]】より

…京と伊勢神宮を結ぶ要路にあって,飯高郡には飯高駅が設置されていたが,同駅の所在地は駅部田(まえのへた)など当市内に比定される。中世まで最も栄えたのは保曾汲(ほそくみ)(細汲,細頸(ほそくび)とも),のちに松ヶ島と呼ばれた市域北部の三渡(みわたり)川河口右岸の地である。1105年(長治2)勅使源雅実が伊勢参宮の途次〈保曹久美〉を通過しており(《雅実公記》),また九条道家の日記《玉蘂(ぎよくずい)》建暦1年(1211)6月の記事によれば,細汲には斎宮寮供御人(くごにん)が居住し,隣接する平生御厨(ひらおのみくりや)と境界を争っている。…

※「松ヶ島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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