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松南院座 しょうなんいんざ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

松南院座
しょうなんいんざ

「しょうなみざ」とも読む。中世における南都絵所三座の一つで,初め興福寺一乗院に属したが,のち大乗院方に移る。鎌倉時代初期の尊智が南都との関係を確立した。多くは尊の字を有し,室町時代末期まで存続。仏画制作や仏像彩色に従事し,東大寺をはじめ大乗院末寺の仕事にもたずさわった。

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世界大百科事典内の松南院座の言及

【尊智】より

…生没年不詳。興福寺一乗院の絵所に仕え,のちに南都絵所座の一つ,松南院座を興している。彼の指揮下で制作された作品と推定されているのは1222年(貞応1)の《聖徳太子講讃図》(法隆寺)であり,記録の上では1207年(承元1)最勝四天王院御堂の名所絵,24年(元仁1)四天王寺絵堂の《聖徳太子絵伝》および《九品往生図》を制作したことがわかる。…

※「松南院座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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