日本大百科全書(ニッポニカ) 「松原内湖干拓地」の意味・わかりやすい解説 松原内湖干拓地まつばらないこかんたくち 滋賀県彦根市(ひこねし)北部、琵琶(びわ)湖付属湖の干拓地の一つ。第二次世界大戦中、食糧増産の目的で干拓が開始、1948年(昭和23)完成した。水田化したが、現在は陸上競技場、野球場、プールなどを有する運動公園も立地している。かつて内湖の出口には彦根藩三湊の松原港があり、米の移出港や漁港として栄えた。[高橋誠一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例