松山令仙(読み)まつやま れいせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松山令仙」の解説

松山令仙 まつやま-れいせん

1834-1889 江戸後期-明治時代の僧,漢詩人。
天保(てんぽう)5年生まれ。三河(愛知県)の臨済宗(りんざいしゅう)花岳寺で得度し,慶応元年信濃(しなの)(長野県)木曾福島興禅寺の住持となる。武居用拙(たけい-ようせつ)と詩社攻玉社をつくった。明治22年10月8日死去。56歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。本姓吉川。名は宗鶴。号は如庵。著作に「如庵詩抄」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む