松島善譲(読み)まつしま ぜんじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松島善譲」の解説

松島善譲 まつしま-ぜんじょう

1806-1886 江戸後期-明治時代の僧。
文化3年7月15日生まれ。豊前(ぶぜん)蠣瀬(かきぜ)村(大分県中津市)浄土真宗本願寺派照雲寺住職松島戒文の子。京都性海(しょうかい)にまなび,帰郷して自坊に学寮信昌閣をひらく。文久2年勧学。空華学派の大成者で,前田慧雲(えうん),大洲鉄然(おおず-てつねん)らをそだてた。明治19年7月6日死去。81歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android