松崎城跡(読み)まつざきじようあと

日本歴史地名大系 「松崎城跡」の解説

松崎城跡
まつざきじようあと

[現在地名]東郷町松崎

松崎の北方、現在さくら小学校がある台地上に所在したとされる。「伯耆民談記」によれば、南条氏の家臣小森和泉守方高が居住したという。天正九年(一五八一)五月一五日の南条元続安堵状(山田家文書)に「自松崎敵罷出候」とみえ、羽衣石うえし城主南条氏救援のため兵糧を搬入しようとする上勢(織田信長勢)に対し、当地から出撃した毛利勢が攻撃している。天正末年、進下総守が城主になり、慶長五年(一六〇〇)まで居城したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 裁許状 古城

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む