松嶽村(読み)まつがたけむら

日本歴史地名大系 「松嶽村」の解説

松嶽村
まつがたけむら

[現在地名]臼杵市岳谷たけや まつたけ

中川なかのかわ村の北に位置し、末広すえひろ川の支流中ノ川川の最上流域山間部に立地する。東は藤河内ふじがわうち村。松嵩などとも記した(元禄見稲簿など)。慶長二年(一五九七)臼杵庄検地帳写(渡辺家文書)に松ヶ竹村とみえ高五四石余、うち田方三二石余・畑方二二石余、村位は下。同一一年の惣御高頭御帳では藤ヶ川内村組に属し、高四七石余、うち一斗一升五合を除く大半が稲葉通孝領であった。また同帳は村役人に肝煎弥右衛門を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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