松本彦七郎(読み)マツモト ヒコシチロウ

20世紀日本人名事典 「松本彦七郎」の解説

松本 彦七郎
マツモト ヒコシチロウ

大正・昭和期の動物学者 東北大学教授。



生年
明治20(1887)年6月9日

没年
昭和50(1975)年9月1日

出生地
栃木県小山市

学歴〔年〕
東京帝大卒

主な受賞名〔年〕
帝国学士院賞〔大正10年〕

経歴
栃木中学を卒業。明治41年東京帝大に入学、動物学を専攻する。大正2年東北大学講師となり、11年〜昭和11年教授に就任。30〜39年福島県立医科大学教授、のち東北福祉大学教授を務める。日本の脊椎動物、主に哺乳類化石の研究従事、日本の新生代の地層の化石層序区分を試みた。大正10年日本産の蛇尾綱(クモヒトデ)の新分類法の研究で学士院賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本彦七郎」の解説

松本彦七郎 まつもと-ひこしちろう

1887-1975 大正-昭和時代の動物学者。
明治20年6月9日生まれ。大正10年東北帝大教授となり,昭和30-39年福島医大教授。日本産の蛇尾綱(クモヒトデ)の新分類法の研究で,大正10年学士院賞。昭和50年9月1日死去。88歳。栃木県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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