松本民之助(読み)マツモト タミノスケ

20世紀日本人名事典 「松本民之助」の解説

松本 民之助
マツモト タミノスケ

昭和期の作曲家 東京芸術大学名誉教授;みつまた主宰;まほらま会主宰;たけぶえの会主宰。



生年
大正3(1914)年7月11日

没年
平成16(2004)年3月15日

出生地
京都府

学歴〔年〕
東京音楽学校甲師科〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
ベルリン・オリンピック芸術競技佳作入選,ワインガルトナー賞1位入選〔昭和13年〕「交響詩文覚」

経歴
下総皖一に和声、対位法、作曲を、伊藤武雄に声楽、福井直俊にピアノを師事。東京音楽学校在学中ベルリン五輪芸術競技に作品が佳作入選、また昭和13年にも入選。18年第1回作品発表を行ってデビュー。戦後、東京芸術大学教授に就任。作曲家グループ“みつまた”、詩人・作曲家・声楽家グループ“みすず会”を主宰した。代表作に語りぶし「龍と琵琶」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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