松村緑(読み)マツムラ ミドリ

20世紀日本人名事典 「松村緑」の解説

松村 緑
マツムラ ミドリ

昭和期の女性 東京女子大学名誉教授



生年
明治42(1909)年1月4日

没年
昭和53(1978)年1月18日

出生地
岡山県岡山市下田町

学歴〔年〕
東京女子大学国語専攻部〔昭和7年〕卒,東北帝国大学国文科〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本エッセイスト・クラブ賞(第6回)〔昭和33年〕「薄田泣菫

経歴
昭和13〜49年東京女子大学教授を経て、名誉教授。近代詩を専攻し「薄田泣菫」「蒲原有明論考」他を刊行。また「石上露子集」をまとめるなど、近代詩研究の面で活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村緑」の解説

松村緑 まつむら-みどり

1909-1978 昭和時代の国文学者。
明治42年1月4日生まれ。昭和13年から49年まで母校の東京女子大で日本近代詩をおしえた。32年「薄田泣菫(すすきだきゅうきん)」で日本エッセイスト・クラブ賞。編著「石上露子(いそのかみつゆこ)集」で埋もれていた明星派歌人に光をあてた。昭和53年1月18日死去。69歳。岡山県出身。東北帝大卒。著作ほかに「近代女流の文学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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