松村龍雄(読み)マツムラ タツオ

20世紀日本人名事典 「松村龍雄」の解説

松村 龍雄
マツムラ タツオ

明治・大正期の海軍中将



生年
慶応4年2月3日(1868年)

没年
昭和7(1932)年7月18日

出身地
肥前国佐賀(佐賀県)

学歴〔年〕
海兵(第14期)卒,海大卒

経歴
明治20年海軍少尉候補生。明治38年日露戦争の日本海海戦の際には連合艦隊旗艦である三笠副長を務めた。戦後、海軍大学校教頭、安芸艦長などを務め、大正元年少将。3年第一次大戦が起こると第二南遣支隊司令官となり出征、ドイツ領の南洋諸島占領従事。4年第一戦隊司令官、練習艦隊司令官、5年第一水雷戦隊司令官を歴任、同年中将に昇進して馬公要港部司令官となった。11年予備役に編入

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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