松林図

山川 日本史小辞典 改訂新版 「松林図」の解説

松林図
しょうりんず

桃山時代の画家長谷川等伯(とうはく)が描いた水墨画屏風牧谿(もっけい)・玉㵎(ぎょくかん)など中国の宋元水墨画に学び,湿潤松林情景をみずみずしく描き出して水墨画の和様化を達成した傑作。16世紀末,等伯50歳代半ばの制作と推定される。六曲一双。各隻縦155.7cm,横346.9cm。東京国立博物館蔵。国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む