松林図

山川 日本史小辞典 改訂新版 「松林図」の解説

松林図
しょうりんず

桃山時代の画家長谷川等伯(とうはく)が描いた水墨画屏風牧谿(もっけい)・玉㵎(ぎょくかん)など中国の宋元水墨画に学び,湿潤松林情景をみずみずしく描き出して水墨画の和様化を達成した傑作。16世紀末,等伯50歳代半ばの制作と推定される。六曲一双。各隻縦155.7cm,横346.9cm。東京国立博物館蔵。国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む