松江和紙てまり(読み)まつえわしてまり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「松江和紙てまり」の解説

松江和紙てまり[人形・玩具]
まつえわしてまり

中国地方島根県地域ブランド
松江市で製作されている。江戸時代に松江藩御殿女中によりつくり始められたとされる。その後、丈夫で様々な風合いある出雲民芸和紙・藍染糸を用いて和紙てまりが創作された。松江市の花である椿や島根県花の牡丹があしらわれている。慶事の贈答品として利用され、昔は嫁入り道具に入れる風習もあったという。島根県ふるさと伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android