板ノ川村(読み)いたのかわむら

日本歴史地名大系 「板ノ川村」の解説

板ノ川村
いたのかわむら

[現在地名]中村市板ノ川

若藤わかふじ村の西北岩田いわだ川と板ノ川川との合流点にある。地名は天正一八年(一五九〇)の式地村地検帳に式地しきじ村を構成する一地域としてみえる。検地面積は一三町五反余、屋敷数一六うち居屋敷七。屋敷のうちには宝樹庵が含まれ、ほかに曾我宮がみえる。江戸時代は元禄郷帳によると本田高一三四石余。寛保郷帳によれば家数一九、人数九四、馬三〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android