板ノ川村(読み)いたのかわむら

日本歴史地名大系 「板ノ川村」の解説

板ノ川村
いたのかわむら

[現在地名]中村市板ノ川

若藤わかふじ村の西北岩田いわだ川と板ノ川川との合流点にある。地名は天正一八年(一五九〇)の式地村地検帳に式地しきじ村を構成する一地域としてみえる。検地面積は一三町五反余、屋敷数一六うち居屋敷七。屋敷のうちには宝樹庵が含まれ、ほかに曾我宮がみえる。江戸時代は元禄郷帳によると本田高一三四石余。寛保郷帳によれば家数一九、人数九四、馬三〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android