板毬(読み)イタマリ

デジタル大辞泉 「板毬」の意味・読み・例文・類語

いた‐まり【板×毬】

綿をしんにして表面は糸をきつく巻いた手毬。板の上など堅い所でつく。
「よくかがったねえ、これは―かえ」〈滑・浮世風呂・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「板毬」の意味・読み・例文・類語

いた‐まり【板毬】

  1. 〘 名詞 〙 手まりの一種。芯(しん)に綿を用い、表面を糸できつく巻いて作り、板のような堅いものの上でよくはずむもの。
    1. [初出の実例]「よくかがったねへ、これは板毬(イタマリ)かヱ」(出典滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む