板谷元右衛門(読み)いたや もとうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板谷元右衛門」の解説

板谷元右衛門 いたや-もとうえもん

1842-1908 明治時代料理屋経営者。
天保(てんぽう)13年生まれ。武蔵(むさし)立川(東京都立川市)の板谷家の養子となり,公立柴崎学校でおしえる。のち多摩川の岸辺に丸芝館を開店し,鵜(う)飼いでとったアユの料理を提供した。店は明治30年代にもっとも繁盛したという。明治41年6月11日死去。67歳。本姓矢島

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android