板谷紀之(読み)イタヤ トシユキ

20世紀日本人名事典 「板谷紀之」の解説

板谷 紀之
イタヤ トシユキ

昭和期の映画監督



生年
大正15(1926)年4月16日

没年
昭和59(1984)年11月6日

出身地
東京

学歴〔年〕
航空士官学校入学,旧制都立高(現・東京都立大学)卒

主な受賞名〔年〕
日本カトリック映画賞(第6回)〔昭和56年〕「教育は死なず」,文化庁奨励賞〔昭和56年〕「教育は死なず」,山本薩夫賞(第1回)〔昭和58年〕「おこりじぞう」

経歴
昭和22年東京大映撮影所入社。25年レッドパージで退社、以後フリーになり、のち翼プロ所属。33年東京映画「みみずく説法」で監督デビュー。テレビの「ケンちゃん」シリーズ、「コメットさん」などを手がけた。56年「教育は死なず」で日本カトリック映画賞(OCICジャパン映画賞)など受賞著書に「誰だって人間になりたい」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板谷紀之」の解説

板谷紀之 いたや-としゆき

1926-1984 昭和時代後期の映画監督。
大正15年4月16日生まれ。昭和22年東京大映撮影所にはいり,のち翼(つばさ)プロに所属。33年「みみずく説法」でデビュー。56年「教育は死なず」で日本カトリック映画賞と文化庁奨励賞,58年「おこりじぞう」で山本薩夫賞。昭和59年11月6日死去。58歳。東京出身。都立高(現都立大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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