枕貝(読み)まくらがい

精選版 日本国語大辞典 「枕貝」の意味・読み・例文・類語

まくら‐がい ‥がひ【枕貝】

〘名〙 マクラガイ科の巻き貝。房総半島以南に分布し、潮下帯の細砂底にすむ。殻高約三・五センチメートル。ほぼ円筒形で、上端に小さくて低い螺塔がある。殻はなめらかで光沢があり、灰黄色の地に、栗色の折線模様が縦に並ぶ。殻口は淡紫色を呈し、ふたはない。〔和訓栞(1777‐1862)〕

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デジタル大辞泉 「枕貝」の意味・読み・例文・類語

まくら‐がい〔‐がひ〕【枕貝】

マクラガイ科の巻き貝。本州中部以南の浅海の砂泥底にすむ。貝殻は円筒形で、殻高4センチくらい。殻表は滑らかで光沢があり、淡褐色の地に黒褐色稲妻模様が走る。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「枕貝」の解説

枕貝 (マクラガイ)

学名Oliva mustelina
動物。マクラガイ科の巻き貝

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