デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林了蔵」の解説 林了蔵 はやし-りょうぞう 1829-1865 幕末の武士。文政12年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。藩校弘道館舎長,奥右筆をつとめる。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の挙兵に際し保守派が藩の実権をにぎると,尊攘(そんじょう)派にくわわる。水戸支藩の宍戸(ししど)藩主松平頼徳(よりのり)にしたがってたたかい,元治2年4月5日処刑された。37歳。名は正竜。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例