林亭(読み)りんてい

精選版 日本国語大辞典 「林亭」の意味・読み・例文・類語

りん‐てい【林亭】

〘名〙 林の中の小さな家。森の中のあずまや。
懐風藻(751)暮春曲宴南池〈藤原宇合〉「林亭問我之客。去来花辺

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「林亭」の読み・字形・画数・意味

【林亭】りんてい

林中のあずまや。宋・陸游〔禹跡寺の南に沈氏の小園有り。四十年前、嘗(かつ)て小(せうけつ)(短詩)を壁間に題せり。~之れを読んで悵然たり〕詩 林亭、に感じてしく回首す 泉路、誰(たれ)に憑(よ)りてか、斷腸をかん 壤壁、題、塵(ばくばく)たり 斷雲、幽、事たり

字通「林」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android