林伯猿(読み)ハヤシ ハクエン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「林伯猿」の解説

林 伯猿
ハヤシ ハクエン


職業
浪曲

本名
加藤 喜一

生年月日
明治39年

出生地
三重県 津市

経歴
東京・神田講釈場「喜楽」の下足番をしている頃浪曲に魅せられ、20歳で鼈甲斎雲竜に弟子入りし竜昇の名をもらったが、文芸浪曲をめざし林伯猿と改名、独特の伯猿調を完成した。「滝の白糸」「愛憎峠」「鶴八鶴次郎」「旅の風来坊」「号外五円五十践」「次郎長と唐糸屋」など新しい浪曲がうけた。

没年月日
昭和38年 6月27日 (1963年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「林伯猿」の解説

林 伯猿
ハヤシ ハクエン

昭和期の浪曲師



生年
明治39(1906)年

没年
昭和38(1963)年6月27日

出生地
三重県津市

本名
加藤 喜一

経歴
東京・神田の講釈場「喜楽」の下足番をしている頃浪曲に魅せられ、20歳で鼈甲斎雲竜に弟子入りし竜昇の名をもらったが、文芸浪曲をめざし林伯猿と改名、独特の伯猿調を完成した。「滝の白糸」「愛憎峠」「鶴八鶴次郎」「旅の風来坊」「号外五円五十践」「次郎長と唐糸屋」など新しい浪曲がうけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林伯猿」の解説

林伯猿 はやし-はくえん

1906-1963 昭和時代の浪曲師。
明治39年3月24日生まれ。鼈甲斎雲竜(べっこうさい-うんりゅう)の門下。はじめ竜昇。あたらしい浪曲をめざして伯猿と改名,独特の伯猿調を生みだす。「滝の白糸」「鶴八鶴次郎」などの文芸浪曲で人気を博した。昭和38年6月27日死去。57歳。三重県出身。本名は加藤喜一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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