林弥三吉(読み)ハヤシ ヤサキチ

20世紀日本人名事典 「林弥三吉」の解説

林 弥三吉
ハヤシ ヤサキチ

明治〜昭和期の陸軍中将



生年
明治9年4月8日(1876年)

没年
昭和23(1948)年8月31日

出生地
石川県

学歴〔年〕
陸士(第8期)〔明治29年〕卒,陸大〔明治36年〕卒

経歴
明治30年歩兵少尉、歩兵第18旅団副官として日露戦争従軍。39年軍務局課員、42年ドイツ駐在、大正2年陸大教官。参謀本部員、浦塩派遣軍参謀、歩兵第37連隊長などを経て、10年陸軍省軍事課長。11年中国公使館付武官、14年歩兵第3旅団長、昭和2年中将、歩兵学校長、3年第4師団長、5年東京警備司令官、7年予備役。12年宇垣一成組閣の参謀役を務めたが、陸相を任命できず流産

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林弥三吉」の解説

林弥三吉 はやし-やさきち

1876-1948 明治-昭和時代前期の軍人
明治9年4月8日生まれ。陸軍省軍事課長,歩兵第三旅団長などをつとめ,昭和2年陸軍中将。宇垣一成内閣の成立につとめたが失敗した。楠木正成の研究家で,著作に「大楠公詳伝」などがある。昭和23年8月31日死去。73歳。石川県出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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