果の月(読み)はてのつき

精選版 日本国語大辞典 「果の月」の意味・読み・例文・類語

はて【果】 の 月(つき)

  1. 一周忌の終わりの忌月(いみつき)
    1. [初出の実例]「太政大臣の北の方うせたまひて、御はての月になりて」(出典:大和物語(947‐957頃)九七)
  2. 一年の終わりの月。一二月。しわす。
    1. [初出の実例]「はての月の十六日(とをかむゆか)ばかりなり」(出典蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む