忌月(読み)キヅキ

デジタル大辞泉 「忌月」の意味・読み・例文・類語

き‐づき【忌月】

きげつ(忌月)」に同じ。
三月やよひ故宮こみやの御―なり」〈少女

き‐げつ【忌月】

忌日きにちのある月。祥月しょうつき命月めいげつ。きづき。

いみ‐づき【忌(み)月/斎月】

心身を忌み慎むべき月。正月・5月・9月の称。→三長斎月さんちょうさいがつ

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精選版 日本国語大辞典 「忌月」の意味・読み・例文・類語

き‐げつ【忌月】

  1. 〘 名詞 〙 忌日のある月。命日のある月。命月。祥月。きづき。
    1. [初出の実例]「菅家故事世人知、翫月今為忌月期」(出典菅家文草(900頃)四・八月十五日夜思旧有感)
    2. 「故上の御忌月なりければ、内の大臣はむげに参らざらんはおぼつかなくゆかしとて」(出典:栄花物語(1028‐92頃)若ばえ)
    3. [その他の文献]〔南史‐張融伝〕

き‐づき【忌月】

  1. 〘 名詞 〙きげつ(忌月)

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普及版 字通 「忌月」の読み・字形・画数・意味

【忌月】きげつ

いみ月。

字通「忌」の項目を見る

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