果無む(読み)ハカナム

デジタル大辞泉 「果無む」の意味・読み・例文・類語

はかな・む【果無む/×儚む】

[動マ五(四)]はかないと思う。「世を―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「果無む」の意味・読み・例文・類語

はかな‐・む【果無む】

〘他マ五(四)〙 (「む」は接尾語) 頼りなくはかないと思う。空しいと思う。
徒然草(1331頃)五八「げにはこの世をはかなみ、必ず生死を出でんと思はんに」

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