枝柿(読み)エダガキ

デジタル大辞泉 「枝柿」の意味・読み・例文・類語

えだ‐がき【枝柿】

枝のついた柿の実。
枝つきの渋柿の皮をむき、日に干したもの。つるし柿。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「枝柿」の意味・読み・例文・類語

えだ‐がき【枝柿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 枝つきの柿の実。小枝のついたまま折り取った柿の実。
    1. [初出の実例]「下々もそれぞれに唐瓜(からうり)枝柿(ヱタカキ)かざる事のおかし」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)
  3. 枝のついたままの渋柿の皮をむき、さおにつるして日に当て、表面に白い粉が生じるまで乾かした柿の実。つるし柿。〔明衡往来(11C中か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android