柄袋(読み)ツカブクロ

デジタル大辞泉 「柄袋」の意味・読み・例文・類語

つか‐ぶくろ【柄袋】

刀剣の柄を覆う袋。多くつばまでかけ、雨・雪の日や旅行のときなどに用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柄袋」の意味・読み・例文・類語

つか‐ぶくろ【柄袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刀または脇差などの柄をおおう袋。多くは鍔(つば)まで掛け、雨・雪または旅行などに用いた。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 足袋。多く、大工仲間で用いる語。
    1. [初出の実例]「たびを、つか袋」(出典:新ぱん普請方おどけ替詞(1818‐30頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android