柏崎刈羽原発巡る問題

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柏崎刈羽原発巡る問題

東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の所員が、同僚のIDカードで中央制御室に不正入室していたことが2021年1月に発覚した。「完了」と発表した安全対策工事の一部未了も判明。さらには、テロなどを防ぐ核物質防護設備が20年3月以降に15カ所で故障、うち10カ所で代替措置が30日以上、不十分な状態だったことが原子力規制委員会検査で分かった。規制委は安全重要度を4段階で最悪レベルの「赤」と評価し、核燃料の移動を禁止する是正措置命令を出す方針を示した。

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