柏木古渡村(読み)かしわぎふつとむら

日本歴史地名大系 「柏木古渡村」の解説

柏木古渡村
かしわぎふつとむら

[現在地名]桜川村柏木古渡

古渡村の南に位置し、小野おの川河口に面する。古渡村から分村と伝え(新編常陸国誌)、時期は元禄・天保両郷帳に記載がなく、「各村旧高簿」には天領として村高三七石余とあることから江戸末期と考えられる。弘化二年(一八四五)八月の一札之事(永長家文書)に「柏木古渡村名主七右衛門」の名があり、この時期までには成立していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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