染浄(読み)ぜんじょう

精選版 日本国語大辞典 「染浄」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐じょう‥ジャウ【染浄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せんじょう」とも ) 仏語煩悩のけがれに染まることと染まらないこと。また、けがれたことと清らかなこと。迷と悟に対応して用いる。
    1. [初出の実例]「染浄狂風鼓識浪而洶湧」(出典性霊集‐七(835頃)為前清丹州亡妻達親)
    2. 「染浄を離れたりといふとも」(出典:伝光録(1299‐1302頃)仏陀難提尊者)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む