柴の枢(読み)シバノトボソ

デジタル大辞泉 「柴の枢」の意味・読み・例文・類語

しば‐の‐とぼそ【×柴の枢】

柴の戸」に同じ。
山里の―は雪とぢて」〈玉葉集一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柴の枢」の意味・読み・例文・類語

しば【柴】 の 枢(とぼそ)

  1. しば(柴)の戸
    1. [初出の実例]「上(かみ)は玉の簾の内までも、風しづかなる家もなく、下は柴の枢のもとまでも、塵おさまれる宿もなし」(出典平家物語(13C前)灌頂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android