柴山村枝郷
しばやまむらしごう
上大崎村の西に位置する。南は元荒川を隔てて高虫村(現蓮田市)。北東を見沼代用水が流れ、野通川が中央を貫流、このほか栢間赤堀、栢間堀(現隼人堀川)が流れる。寛永二年(一六二五)検地された小名丸谷・神の木・小塚などが、安政二年(一八五五)に柴山村(現白岡町)から分離・独立して柴山枝郷と丸谷村が成立した(郡村誌)。「風土記稿」によると元禄年中改定図に柴山村のうち丸屋村と載り、柴山村の小名として扱われているが、領主の旗本稲生氏は丸谷村を柴山枝郷と称したという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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