柴島(読み)くにじま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「柴島」の意味・わかりやすい解説

柴島
くにじま

大阪市北東部、東淀川区(よどがわく)の地区。淀川右岸の長柄橋(ながらばし)の界隈(かいわい)をいう。旧柴島村で、1925年(大正14)大阪市に編入。かつては淀川で木綿を晒(さら)す柴島晒(さらし)で知られ、また近郊野菜の産地であった。阪急電鉄の京都線・千里(せんり)線が通じる。柴島駅近くにある法華寺(ほっけじ)は国分尼寺後身と考えられている。1914年完成の柴島浄水場があり、現在1日118万立方メートルを市域の北半部に供給する。

[樋口節夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む