柴野民三(読み)シバノ タミゾウ

20世紀日本人名事典 「柴野民三」の解説

柴野 民三
シバノ タミゾウ

昭和・平成期の児童文学作家,童謡詩人



生年
明治42(1909)年11月4日

没年
平成4(1992)年4月11日

出生地
東京・京橋

学歴〔年〕
錦城商卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭賞奨励賞〔昭和36年〕「東京のうた」(共作)

経歴
昭和4年私立大橋図書館に勤務し、児童図書室を担当。北原白秋に師事し、童謡誌「チチノキ」同人として詩作する。7年有賀連らと「チクタク」を創刊。10年大橋図書館を退職し、「お話の木」「コドモノヒカリ」を編集。14年「童話精神」を、22年「こどもペン」「少年ペン」を創刊し、24年から児童文学者として著述生活に入る。童謡の代表作に「秋」「冬空」「そら」などがあり、著書は童話集「まいごのありさん」「ねずみ花火」「コロぼうけん」「ひまわり川の大くじら」、童謡集「かまきりおばさん」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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