最新 地学事典 「柵口地すべり」の解説
ませぐちじすべり
柵口地すべり
Maseguchi landslide
新潟県西頸城郡能生町の能生川左岸に位置する幅約1.5km, 斜面長約2kmの地すべり地。基盤地質は中新統能生谷層泥岩で,地質構造と斜面の関係は流れ盤。記録にある活動履歴は1490年ごろまでさかのぼり,1947年5月19~20日には面積約200haに及ぶ大規模な地すべりが発生して,人家53戸を倒壊し,能生川をせき止めた。この活動の誘因は融雪と同年4月17日に柵口付近で発生した局所地震とされる。この地すべり災害は戦後の地すべり研究発展の契機となった。
執筆者:中里 裕臣
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

