20世紀日本人名事典 「栃木山 守也」の解説
栃木山 守也
トチギヤマ モリヤ
- 生年
- 明治25(1892)年2月5日
- 没年
- 昭和34(1959)年10月3日
- 出生地
- 栃木県下都賀郡藤岡町
- 本名
- 中田 守也
- 旧姓(旧名)
- 横田
- 別名
- 年寄名=春日野(カスガノ)
- 経歴
- 明治43年出羽海部屋に入門し、44年初土俵。大正3年初場所十両、4年初場所入幕後は6年に大関、翌7年の春場所後に早くも横綱となる。14年の夏場所前に引退した。身長172センチ、体重107キロの小兵ながら双はずしの押し相撲を武器に、幕内21場所の通算成績は166勝23敗で、横綱在位15場所。また優勝9回の中には5場所連続がある。引退後は春日野部屋を経営、日本相撲協会取締役をつとめ、2人の横綱と大関、関脇を育成、一方、自らは引退7年後の昭和6年の第1回大日本相撲選手権大会で時の横綱玉錦、関脇天竜らの現役力士を連破して優勝、話題を投げた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報